このコンセプトは、音楽制作用のデバイス開発のための試作として作成されました。アマチュアやプロのミュージシャンが使いやすい「ギグ」用にデザインされており、すべてBluetooth技術に基づくワイヤレスデバイスです。技術的な問題のため、このプロジェクトは解体されましたが、ここで紹介するコンセプトの一つが近い将来販売されることを期待しています。
左側の「Ondes」は、クラシックな電子楽器の一部を抽出したピッチとダイナミクスのデバイスです。直線の溝をなぞることで、連続的なピッチ変化が得られます。また、黒いタブレットは圧力感応式で、ノート操作とダイナミクスを制御します。 右側の「Knobs」は、3種類と5種類の回転エンコーダを備えたデバイスです。ユーザーは各ノブの操作を設定できます。
そして、これらのデバイスは磁石で接続できます。
「Keys」は最小限のキーボードです。しかし、各キーを「ボタン」や「センサー」に置き換えることはしませんでした。このようなMIDIキーボードは多くリリースされていますが、それは本物のキーボード体験ではありません。そこで、可能な限り薄く作られた本物のキーボードを配置することにしました。「アルペジエーター」や「キーボードスプリット」のような余計な機能はありません。
「Dials」は進行中のプロジェクトです。ハイエンドスタジオでプロが使うコントロールサーフェスを使わずに、ジョグホイールでトランスポーズを簡単に操作できます。押し込むことでスクラブもできます。これには精密な回転エンコーダーを使用しています。
「Wheels」は私が最も欲しいデバイスです。MIDIキーボードからそのまま「ピッチベンド」と「モジュレーションホイール」を抽出しました。ピッチベンドのないキーボードや旅行用に最適です。

LEO KUROSHITA